<ネタバレ> この映画は愛とか結婚とか過去と現在の女性らしさとかが主題じ .. >(続きを読む)
<ネタバレ> この映画は愛とか結婚とか過去と現在の女性らしさとかが主題じゃないと思った。
これは、2人の苦労人が描かれているペシミスティックな映画だと思った。
2人は自分の感情自身を押し殺し、他人のために生きるまさに苦労人なのだ。この映画においてその他の人々は、彼らが苦労人だということは強調するためだけの役者たちだった。
彼らはとても軽薄で利己主義で私利私欲を中心に論理性もなくただ生きている。一方で、主人公の2人はそのただ生きている人々を嫌悪などの様々な感情を抱きつつも彼らが幸せになるように自分の感情を押し殺し理性で生きている。
だから、2人はであった瞬間に恋もせず互いの感情で生きず理性で生きるというプライドと他人は私利私欲で生きるという偏見の基曖昧で言いえて妙な関係を築いていく。
映画が中盤に差し掛かると彼は彼女に感情を突出したが、彼女が彼に抱いていた偏見(さっき言った潜在的な偏見と他人によって作られた偏見)によって断られたが突出してしまった彼の感情はキスを求めようとしたり彼女の元へ訪れ苦労人であることを他人に対して告白する手紙を送る。
そんな時、彼女に黒影と赤い光を半々に与え。理性と感情(自分が彼に恋している自分に対する怒りと彼が姉妹等にしてきた仕打ちに対する怒り)を表現していてなんともいえなかった。
そして、最後の結ばれるキスの瞬間は白光があてられ、より純粋で純真な感情だけの時間が2人の間を流れていた。それで、自分は終わると思った。結局、苦労人である2人は理性に反することができず、彼女の父親に結婚の許諾をえる。結局は、彼らは感情を出し合える最高の相手を見つけることができたが結局は理性定期にしか生きることができない不器用で悲しい人間なのだと思った。
結局は、苦労人は苦労人でしかないのかと思ったがそれを分かち合い唯一感情を露呈させられる同じ苦労人と出会わなければ主人公の最初の頃の笑顔のようにとても苦しく切ない笑顔しかできないのだと痛感させられた。
映画全体の評価としては、音楽が美しく最高だが編集がいまいちでシーンの切り方が乱雑である。でも、1シーンごとに巧妙に実に美しく取られていて良かった。とにかく、人間は変わることはできないが出会うべき人に出会えば表面的には変わらないが幸せな人生を送れるのだと信じたいし、実社会がそうあって欲しいと思った。