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<ネタバレ>楽しい。ゴダールの映画は「画が語ってくる」というのを学習したので、取り付くように画面を見た。そしてそこに映されるのは、天下一品リセ・ファッションのアンナ・カリーナに全く無音の1分間、スタイリッシュなダンスや美術館を駆け抜ける若者たち。ストーリーというしがらみを振り切って自由に軽やかに進んでいく「伸るか反るか」のゴダール・タイムは、何となく浮き足立った春の空気にピッタリきていた。だけどタイトルにもなっている「はなればなれに」に関するセリフ、後に離婚してしまう妻アンナに向けたゴダールの本心かな?人間味溢れる人だな。