<ネタバレ>何か人生に疲れてくると、時々こういうありえない甘いファンタジ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>何か人生に疲れてくると、時々こういうありえない甘いファンタジー物が観たくなってしまうのは年のせいでしょうか。
人生をやり直せたらというのは、誰もが感じる普遍的な願いでしょうが、一年限りというのと本当にやり直せるわけではない(現実の世界も一年進行している)というあたりがこの物語のミソなのかもしれません。ただ、卒業以降の展開が取って付けたような印象を受けるのと、ラストの場面が大林亘彦の時をかける少女以降一種の定番であることが少し残念に感じました。
自身の苦い失敗から先輩としての助言をし、若い仲間たちからパワーをもらう。
ヴァレリーの青春はエネルギーだけだという台詞を地でいくような映画でした。
なんだかんだいいつつ、この手の映画は嫌いではありません。