ミラ・ジョボビッチが役に惚れ込んでいて、全身体当たりで演じて .. >(続きを読む)
ミラ・ジョボビッチが役に惚れ込んでいて、全身体当たりで演じているところに好感が持てる。主人公が記憶喪失で始まるコンセプトは面白く、ヤマ場への伏線を観客と同時にみせる構成も巧い。原作のファンを意識してか、モンスター等は一通り登場するが、100分そこらの映画の中では当然あっさりした描写となっている。もっと絞ったほうがよかったのでは? 登場人物たちのアクションも、銃撃、格闘等、見せ方に不満もないが新しさもない。この映画ならでは、というものが欠けていて残念。DVDの、ジョボビッチの音声解説は非常に楽しかった。