子供の頃は多分、漠然とあのBGMとかぐんぐん近づいてくる緊迫 .. >(続きを読む)
子供の頃は多分、漠然とあのBGMとかぐんぐん近づいてくる緊迫感とかが怖かったんだと思う。その後それなりに年をとり、DVDで改めて観た今回、死を恐れない不気味さってのに恐怖を覚えた。腕とか折れても、皮膚が焼けて骨だけになっても、ただひたすらプログラムされたままにターゲットを目指す。死への恐怖ってのは、人間として根底にある感情だと思うんだけど、それがない、でも人間の形をした「なにか」。その「なにか」を見たとき、それはとてつもなく恐ろしいものに映るのだろう。…なあんてゴタクを並べておきながらこう言うのもなんだけど、理屈ぬきで面白かった。個人的には「2」よりずっと好き(「3」は観てません)。