史上三作目のアカデミー賞11部門受賞という本作。大作と呼ぶに .. >(続きを読む)
史上三作目のアカデミー賞11部門受賞という本作。大作と呼ぶにはこれほどふさわしい作品はなかなかない。アカデミー受賞は納得です。しかし、この映画はただたんに指輪物語という文学作品の話を、そのまま映像として起こしただけではないのか?と思います。"完璧""優等生"という言葉がピッタリ当てはまる。たしかに面白いです。映像も圧巻です。でもグッとくるものがない。それはやはり、前に書いたように"優等生"すぎるからだと思います。映画は遊び心がないと優等生を追い越すことは出来ないのかもしれません。