<ネタバレ>淡々、たんたんと流れる食材、料理、景色、人。ドラマティックな .. >(続きを読む)
<ネタバレ>淡々、たんたんと流れる食材、料理、景色、人。ドラマティックな盛り上がりも感情の起伏もそこにはない。1日1日をただひたすらに自然とともに生きて行く。退屈なはずが不思議とずっと見てられる。まるでヒーリング音楽のような。もしかすると自分はしばらく本当に美味しい空気や食材というものを味わってないのかもしれない。今度実家に帰ったら山に山菜でも取りにいこうか、とりあえず今日はスーパーで買った野菜をできるだけそのままに食してみようか、忘れかけていたものを取り返さないと、なんて思ったり。そんな気持ちになる素敵な映画だった。一つ苦言を呈するならアイガモを絞めるシーンはあっても良かったかなと思います。個人的見解ですが。