<ネタバレ>『リバティ・バランスを射った男』それは、ジョン・ウェインであ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>『リバティ・バランスを射った男』それは、ジョン・ウェインである・・・。などと安直なコメントで終了しようと思ったが、
やめます。僕にとって本当は西部劇ってあまり好きじゃないんですけど、本作は違いました。
通常の勧善懲悪ものであれば、
リバティ・バランス対トムの決闘になって、それをトムが勝利してメデタシ・メデタシでエンディングなんでしょうが、
本作はリバティ・バランス対ランスの決闘といったところがポイントなんでしょう。
そんな絶妙な回想シーンのなか、ドラマ性・サスペンス性が秀逸で、
傑作の雰囲気はあまり感じられませんでしたが、個人的にはかなりのスマッシュ・ヒットでした。
結局、本作の主題はズバリ、‘ペンは剣に勝る’でしょう。
最後に、ランスのへッピリ腰ののキャラクターですが、憎めなくて好きだったし、ほとんど気になりませんでしたよ。