とっても粋でお洒落でカッコイイ娯楽映画。CGがなくても、歴史 .. >(続きを読む)
とっても粋でお洒落でカッコイイ娯楽映画。CGがなくても、歴史上の大事件を扱わなくても、脚本と俳優の力でこれほど楽しめる2時間がになりうる。ニューシネマの洗礼を受け、ロッキーもスターウォーズもまだ現れていない時代に作られた、ハリウッドの良心のような作品。細部まで作りこまれているから、オチを知っていてもあらゆるところで楽しめる。ただし、職人芸ではあるが作家性は希薄。基本的にそういう監督なのだと思うが、だからこそ、"たまたま"時代とシンクロした「明日に向って撃て!」が希少なものに思えてくるのも事実。