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<ネタバレ>経験とどういう気持ちの過程を通るかで鑑賞後の感想が違うんじゃないですかね。
自分の場合は独映画に同じシチュエーションでだまされた事があるので、出だしであー又だまされたというところから始まってます。パッケージや邦題の付け方レンタル店での扱い等がなにもかも『あの』映画と同じだったんで途中で観るのやめようとしましたが、結論から言えば予測したより駄目ではなかったと思います。なので、ちょっと甘めの点になってます。
まず、0:34という邦題にだまされまくりですね。なので、あいつが画面に出るまでは、お化け屋敷的な超常現象的な怖さがなんとかもたせていました。意外と早くあいつが登場してからは、あっけに取られるほど恐怖感が抜けていってしまうのがこの映画のキツイとこですね。もうそこからは古典的ホラーの展開。でも、タイトルからしてあんまりグロいホラーを期待していない人には、怖すぎないホラーは逆に助かった感はあります。自分も超常現象やサイコ系だと思っていたので、変にホッとしました。
決しておもしろくは無いのですが、映画としてボロボロでも無いですし、ホラーに失敗している以外は結構ちゃんとしていたと思えました。
そこがあんまり自分が騙された怒りはあんましない理由ですかね。
原案は良かったと思います。あとはもっと怖がらすテクが必要ですね。