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<ネタバレ>見る前からかなりおもしろうそうな雰囲気がしていましたが、序盤でそれは確信するに至ってました。ショーン・オブ・ザ・デッドに出ていたドン役のニック・フロストを見つけた瞬間にイギリスコメディーのべたではあるがウィットに富んだ寅さん映画というようなパターンであると推測はできました。
個人的にはフル・モンティーよりもこっちの方が好きですね。
これにはコメディー部分以外のシリアスな人間的な悩みが良く描かれていてかつコメディーのじゃまをしていない良いバランスだったと思います。
これが実話だけに更に良いですね。
これは見た方が良い映画と私は思います。
しかし、イギリスのコメディーにありがちな都合の良い展開はもう少しひねりがあっていいかなと思います。順調に話が流れている感がどうも自分には違和感有り。
まあ、でもそのセオリー的な部分としてそれはそれで。
チャーリーの苦悩とローラーの苦悩、どちらにも引き込まれる人間的な部分を強く感じるからこそこの作品が共感を呼ぶのだと思います。すばらしい。