こんばんわ。全力でベクマンベトフ監督を応援中のエスねこです。 .. >(続きを読む)[良:1票]
こんばんわ。全力でベクマンベトフ監督を応援中のエスねこです。
今回のはいいよ~。前作よりもバカで。序盤で一度はアタマを抱えるんじゃないでしょうか。
ベクマンベトフは発想が幼児的なんだよ。直線的なんだよ。仕方ないじゃん、何撮ってもそういう作品になっちゃうんだから(まー、アントンがサイテーなのは認めます)。
でも一旦ソレを認めると、果てしなく濃密な画面が眼前に立ちはだかります。スクリーンは平面であって、二次元の世界で、ってな事が信じられなくなる。『ナイトウォッチ』シリーズの最大の特徴は、この「ありえない奥行き」にあると思いますね。おなじみの字幕遊びもそうだけど、スクリーン上に、今までの映画では気付かなかった、様々な層がある事に気付かされる。その空間は(いや色と光までもが)ネットリとした粘性を持っていて、空気は重厚で底の方に溜まってて、地面には不可解な因果を結ぶ赤い糸が這い回ってて、論理までが幼児的にねじまがっている。
この監督が見る光景は、普通の人が見る光景とは全く違うんじゃないかな。
いいかげん眠いので続きはまた今度![良:1票]