<ネタバレ>久々に鑑賞。DVDで。二元論を扱うのがうまいマクナティアン監 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>久々に鑑賞。DVDで。二元論を扱うのがうまいマクナティアン監督、本作では「虚構と現実」というありきたりなテーマの上に「ハリウッドとマンハッタン」という異なる映画文化を組み合わせる、離れ業をやった。光も違えば好まれるストーリーも違うこの2世界を、LA=虚構/NY=現実という強引な切り分けで処理。おかげで見ごたえのある作品に仕上がった。前々から「一回見れば十分」と思ってたんだけど、そうでもないのを今日再認識した。ところで、イアン・マッケランの死神がすっげーいい味出してるんだけど…確か『第七の封印』の死神って顔面白塗りじゃなかったっけ? いや聞くまでもない、両方DVDで持ってるんだからね。なぜスッピンのマッケラン爺を出しちゃったのか疑問。あの死神は、演劇風メイクだから滑稽味が出て和むんだよ~。そのあたりのシナリオの含蓄わかってないのー? マクちゃん?