日本の漫画が原作の韓国映画です。2004年度のカンヌでは『 .. >(続きを読む)
日本の漫画が原作の韓国映画です。2004年度のカンヌでは『華氏911』とパルムドールを争った作品でもあります(この映画は次点のグランプリを獲得)。いかにもタランティーノが好きなバイオレンス映画・・・と世間では認識されそうですが、「バイオレンス」とするにはもう少し「痛さ」が足りないかな。エンディングを考えるとヒューマンドラマと言えるかもしれません。
うーん。暗い映画。でもこういう話は個人的に大好きですよ。観ていればストーリーにいくつかの穴はあるんですが、それが気にならないほど役者さんの演技が上手。モンテクリスト伯の主人公がきったなくていい感じ。女の子もめちゃんこストライクゾーン。謎を仕掛けた男はすっげー嫌な奴。だから非の打ちようがないんだけど・・・観ていてラストが読めてしまったですね。それが残念。あとはラストですよ。主人公の行動がいただけない。たとえ記憶がなくてもあるのは悲劇だけなのにね。仕掛け男のように確固たる意思がないとそういうことが起きそうになっても、人間はどこかで拒絶してしまうと思うんだけどなぁ。。