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いや~、ホント好きだなぁ~この映画♪。劇中に使われる固有名詞・・・「ザムンダ王国」「アキーム」「キング・ジョフィ・ジャッファ」とか、「ソウルグロー」「マクドーウェル」なんて単語にパンチが効いてて、実に最高です。個人的なお気に入りは、アキーム王子がダブルデートでバスケの試合を観に行って、トイレの前で売り子のオッサンに気づかれちゃうってシーンですね。なんか「オー・マイ・グッドネス!!」とか言っちゃってるし(笑)、「私はザムンダ人です。今日は生涯最良の日です・・・」と感激するそのオッサンの瞳の輝きといったら、素晴らしいとしか言いようがないです(オッサン、グッジョブ!!ww)。それと登場人物としては、やはりアーセニオ・ホールが演じた「セミ」の存在が大きいですよね。彼がいたからこそエディーが引き立ったわけですし、エディー独りでは正直ここまで観れる作品にはなっていなかったように思います(忠実な家来であると同時に、無二の親友であるという設定もグッド♪)。あとどなたも触れてなかったみたいなので書き込みしておきますが、アキーム王子がリサとのデートで食事に向かう途中に施しを与えるホームレスの二人組みは、実はエディ・マーフィーがダン・エイクロイドと競演した傑作コメディ「大逆転」に登場する大金持ちの兄弟、「ランドルフとモーティマー」その人なんですよね~(もちろん演じている人も一緒)。彼らはあの映画のラストで、エディーとダンの二人組みに「してやられて」、無一文になってしまうのですが、つまり彼らのその後を描いた「楽屋落ちのネタ」になっているというわけなんですよね(監督も同様にジョン・ランディスが勤めています)。そういった細かい部分にもサービス精神が感じられて、エディー・マーフィー好きの自分にとっても、たまらない作品だったように思います。---※ところで黒人集会でステージを務めた「ランディ・ワトソンとセクシーチョコレート」は、なんであんなに冷たくあしらわれてるんでしょうね??歌だって結構上手なのにね(笑)。[良:1票]