ども。振子ファンの皆様、おまっとおーさん。エドガー原作の「落 .. >(続きを読む)
ども。振子ファンの皆様、おまっとおーさん。エドガー原作の「落とし穴と振子」の映画です。風を切る刃の音、迫りくる恐怖、そんな振子にメロメロな方限定のムービーです。コーマンの「恐怖の振子」に続く再映画化。原作は例によってしらん。でコーマンのやつと比べてみました。あっちよりは時代が進んでるんで、さすがにエログロ度はましてました。ただし、俺の思うゴシック感は薄まってました。いかがわしさはありますけど、古臭さがたらんとゆーか、どっちかゆーと、ディカプリオ主演の「仮面の男」とかあんなテイストです。話はスペインの魔女裁判のお話で、コーマンとは全然違います。こっちはファンタジーとか殺陣アクションもあります。女性の裸も(ぼかし入り)あって恋愛もネットリしてます。そして肝心の振子は、造形的にはコーマンの方がでっかくて好きなんですが、緊迫感はさすがにあるかな~。落とし穴も出てくるし。ただ全体的に微妙なんよね~。スチュアート監督にしたらちょと物足りひんよーな感じもするし。それによくよく見れば「フォートレス」とカブッてる感じもあるし。でも美術とかは雰囲気は悪くないんで、多分、この映画、えーかもって思う人もいるはず。エイリアン2のアンドロイド役、テレビドラマ「ミレニアム」の主役ランス・ヘンリクセンががんばって変態やってますが個人的にこの人にはやって欲しくなかった。俺の中でいい人ってイメージがありすぎ。だから、おもしろさ度はこんなもんかな。