<ネタバレ>原作が死国の人、しかも、この平均評価、なのになぜ今更観たのか .. >(続きを読む)
<ネタバレ>原作が死国の人、しかも、この平均評価、なのになぜ今更観たのかとゆーと、今、僕の中で日本伝奇ホラーへの興味がピークに達してるからであります。どっか薄ら寒い村社会、その村独特の怪しい祭り、そこで祀られる怪物かもしれないと思わせるような怪しい神、そこにある悲哀、ジワジワねとーってくる怖さ、そーいうのが僕の観たい伝奇ホラーでして。で、この映画ですけど、そんなに悪くなかったです。死国よりは全然観れました。最後のオチも意外でしたし、人が死ぬとこも、異様でなんかやばいものがいるって感じだし。ただ、主役の二人、天海さんと渡部さん、これはなんだか映画にあってないような気がしました。どちらも好きな役者だし、演技もうまいと思うんですけど、この映画にはあってないとゆーか。天海さんの濡れ場とゆうフレコミでしたが、他の女優さんがおっぱいをどうどうと見せてるのに、なんかもったいぶった濡れ場シーンとゆうのもなんだか、これが天海さんの限界?と映画の裏事情が透けて見えてしまうような感じだし、役的にも天海さんはどちらかとゆーと、男っぽいもしくはコミカル系の方があってるような気がします。この役はやっぱり妖艶なエロさを持った役者じゃないとね。ぶっちゃけ天海祐希の濡れ場あまり興味ないです。母と子ほど年齢が離れている設定でも、たとえ天海さんが不思議な力で若く見えるってゆーても、渡部さんとじゃあまりにもそんな風に思えなさすぎるのも、うーん、むしろ渡部さんの方が年上に見えてくるし。この二人、実際には1歳差なんですよね。なんだかこの二人の役者の抜擢が映画の世界観を邪魔していて、そのへんが映画に完全に集中できなかった要因でした。