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<ネタバレ>久しぶりにフィンチャーの作品で、純粋に楽しめました。この映画を見てると、太宰治の「ヴィヨンの妻」を思い出します。あちらでは、なんかモヤモヤしていたものが、この映画でストンと理解できたみたいな感じです。二転三転するストーリー、サイコ的な展開へと進んで、最後は夫婦とゆうものに鋭いメスをいれてくるあたり、お見事というほかありません。一番楽しめたのは、やはりエイミーの行動力かな。状況を理解し、自分の理想へとどんなことをしてでも進んでいくその姿が、いかれてるんだけど、妙に納得してしまうとゆーか、なんか恐ろしさはあまり感じなかった。そして、だれよりも彼女の事を理解している旦那が妙におかしくって。サイコサスペンスだけど夫婦の映画でもあります。つまり夫婦は一歩間違えればサイコサスペンスな関係とゆうものなのでした。