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<ネタバレ>日本人の僕としては各キャラを見分けるのがなかなか難しく、これが戦闘になると、もう誰が誰やら、しかも、敵が現地人なので、誰が敵か味方かも、当のアメリカ人達ですら、見分けづらいとゆう状況なので、特に最初の領事館襲撃なんかは、本当に、何がどーなってるのか、全く理解できないとゆう混乱ぶり。ただ、それが、現場での混乱具合をうまく、こちらに体感させる仕掛けにもなっていて、さらに戦闘シーンの迫力があるので、なんか大変な状況になってる緊迫感は結構伝わってきました。一応、離れた家族との交流などの泣かせ物語的な表現もありますが、事実の映画化なので、全体的な印象は、盛り上がるようなドラマティックな展開とかはあまりなくて、リビアであった実際の襲撃事件全体の構図を、冷静な視線で捉えた感じになっていて、ちょっとドキュメントよりな感じもしました。そのため、誰かに感情移入したりする事はあまりなく、なんかこちらも冷静に観てしいます。むしろ後半なんかはドラマティックなキャラ同士の会話とかが逆にテンポをちょっとだけ悪くしてるようにも感じました。ちなみに、アメリカ側の視線で描写されてますが、敵の死体に泣きすがる子供や奥さんなどの描写もあり、アメリカだけが正義ではない配慮はそれなりにされてました。