<ネタバレ>イヤミスの名手、貫井徳郎の同名の小説の映画化。小説の愚行録は .. >(続きを読む)
<ネタバレ>イヤミスの名手、貫井徳郎の同名の小説の映画化。小説の愚行録は、4人家族惨殺事件の背景を、とある記者が関係者にインタビューすることで明らかにしていくという形の小説で、それをどんな形で映画にしてるのか興味津々で鑑賞したのですが、なかなかうまくアレンジしてあり、どこか不気味な雰囲気といい、淡々としてるけどなんか狂気的に怖い感じといい、ストーリーを知ってても映画に引き込まれました。特に主役の記者である妻夫木聡の絶望を通り越した人間が、フラッと立って、置物掴んで、ガツンとやるとこ、怖かったなー。他の登場人物もみんな、こんな嫌な人いそう感が出てて、鑑賞後の気分はまさにイヤミス。