<ネタバレ>呆然。DNA抽出による絶滅動物の再生が某作のアイデアからのパ .. >(続きを読む)[良:1票/笑:2票]
<ネタバレ>呆然。DNA抽出による絶滅動物の再生が某作のアイデアからのパクリであることは言うに及ばず、旧人が出てくるネタもジョン・ダートンのネアンデルタールあたりからパクったように感じられる。安直な発想と破綻した物語で作ったピースを、無理矢理押し込み、力ずくで仕上げてのり付けした噛み合わない巨大ジグソーパズルが、壁に掛けられた途端ボロボロと崩れていくような作品。これほどの映画を興行させるに至ったドライヴィング・フォースは一体どこから生まれたのか?少なくとも、映画に携わる者がプロポーザルを出して、予算を分捕って率先して制作したとは思えない。映画会社のトップあたりの人間が、国産スペースシャトル、DNA、北京原人、マンモス復活等々、どこかで聞きかじった程度のキーワードを適当に並べ、丸投げして強引に作らせたに違いない。そしてそいつはきっと、映画中で丹波哲郎演ずる研究所の所長のような奴なのだろう。丹波の怪演は、そいつへの当てつけと推測するのは考え過ぎか。本来ならばマイナス10点付けたいところだが、こんな作品にも全力投球のプロ根性を垣間見せられた何人かの俳優の健気な姿勢には10点の敬意を表したい。よって中間を取って0点!![良:1票/笑:2票]