大ヒットした映画ですが、自分にはどこがどう良かったのか分ら .. >(続きを読む)
大ヒットした映画ですが、自分にはどこがどう良かったのか分らない映画です。泣く方もおられたと聞きますが、どのポイントなのかさっぱり分らず、「自分がおかしいのかな?」と思ったりしました。日本のファンタジーですが、可笑しな印象はなく(可愛らしいものではなく)どこか、ウェットな感じがします。風呂屋だからでしょうか?作風と舞台の設定が、リアルと夢の境目みたいな、どちらつかずになっている気がします。女の子の自立、勇気を持たせる話なのでしょうが、なぜ、あの世界でなければいけなかったのでしょうか。「生きる」力を持たせる設定であるなら、もう少し厳しい世界観の方がいいのでは。造形的に優しい神様の登場では、どうしても「甘い」印象が視覚的に先にきてしまいます。アニメだからこその表現は凄いですが、総体的にはこいう評価になってしまいます。