いろいろな作家が、いろいろな思考で「マトリックス」の世界を描 .. >(続きを読む)
いろいろな作家が、いろいろな思考で「マトリックス」の世界を描いた言わばオムニバス映画。脈絡のないような(本編との)話もありますが、これだけ様々な解釈を与えられる作品の影響力はさすが。自由に表現する各作家のイマジネーションも、とても刺激的です。国も違い、作風も違い、ましてや個々の頭の中も違うのですから、同じ題材でもあらゆる角度から見れるのはやはり面白いです。そして、「マトリックス」という映画がアニメーションにぴったりの内容であることも再認識しました。複雑な構造をもった作品のテーマですが、アニメの表現の進化みたいな視点で見るといいと思います。でないと、疲れるような。理解よりも感じる、そんな観賞の方が楽しめます。