<ネタバレ>独創的な世界観が繰り広げられており、確かに衝撃を受けることは .. >(続きを読む)
<ネタバレ>独創的な世界観が繰り広げられており、確かに衝撃を受けることはできる。
1982年にこれを創る事は相当なイマジネーション力と技術に関する苦労を強いられたであろうことは容易に想像できるが、この世界観はやや付いていきにくいように思われる。
インターネットや仮想空間が常識でもある現代においてさえ付いていきにくいのだから、当時の人々はもっと付いていきにくかったのではないか。
また、観終わった後に何も残らない作品でもある。
仮想現実内において訳の分からないボスキャラを倒し、乗っ取られた自分の著作権を確保したということはもちろん分かるが、「それがどうしたの?」とも感じられる。
感動もなければ、爽快感もなく、興奮もない。
技術がいくら素晴らしくても、それだけではダメだということだろう。