エンディングとオープニングが繋がっている創りや砂漠などの自然 .. >(続きを読む)
エンディングとオープニングが繋がっている創りや砂漠などの自然豊かなスケールの大きさには驚かされる。
音の繋がりや記憶と共に現在と過去が同時に進行していき、その中でいくつかの人生を描いているのも面白いし上手い。
恋愛の甘さだけでなく愛憎や醜さもしっかりと丁寧に時間をかけて描けている。
「自分はもう死んでいる…」肉体だけでなく精神的な比重が大きいこのセリフと何個かのモルヒネを机の同じ場所に集めるシーンが胸を打つ。
ただ最後の「約束」を果たすための苦労や苦悩をもっとキツメに描いた方がより効果的じゃないかと思った。