ウォレスとグルミットシリーズを経てここまでクレイアニメの質を .. >(続きを読む)
ウォレスとグルミットシリーズを経てここまでクレイアニメの質を高めた監督の功績はやはり賞賛に値するだろう。もはや実写と代わらないほど滑らかな動きで、インディ・ジョーンズばりのアクションシーンすら再現してしまう。しかし、ストーリーは「大脱走」に頼りすぎたところもあり、大したストーリーの広がりが見られなかったのが残念(もうちょっと遊び倒した展開でよかったのではないか)。ただ、個性的なキャラクターたちはそれぞれいい味を出していた(ネズミたちが最高)。総合的な意見としてはウォレスとグルミットシリーズにはやはり適わなかったといえるだろう。ウォレスとグルミットの長編デビュー作に期待したい。