アンドリュー・デイビス監督がトミー・リー・ジョーンズと3度目 .. >(続きを読む)
アンドリュー・デイビス監督がトミー・リー・ジョーンズと3度目のタッグを組んだ作品。リアリティはあるが地味な演出の監督にとって、本作ではその作風が吉と出たようだ。プロットは単純で見せ場も少ないが、破錠なくストーリーは進み、サスペンスとしても見所のある作品となっている。それだけに残念なのはラストのオチがありきたりだった事である。単純に頭脳戦として終わらせれば良いものをラストの流れでテンポを崩してしまった印象が強い。しかし、もし別の監督が取っていたら・・・という考えには及ばない。