これは「子供大人」の映画でしょう。ジョシュはそれこそ、最初は .. >(続きを読む)
これは「子供大人」の映画でしょう。ジョシュはそれこそ、最初は見かけは大人で中身は子供の状態からスタートしたわけだけど、会社に勤めて、ロマンスを経験して、段々と精神的にも「大人」に成長していく。一方で同僚のポールは大人のはずなのに、トントン拍子のジョシュに意地悪したりと、精神的には完全にガキそのもの。トム・ハンクスが「子供大人」から「大人大人」への成長を見事に体現しているのは改めて書くまでもないのだけれど、一つ残念なのはスーザンが10年後の再会を約束するほど魅力的じゃないこと。特に彼女がジョシュに怒りをぶちまけるシーンでは一層鬱陶しく思ってしまう。あのシーンは最後まで引っかかったのでやむなく-1。