このところ駄作しか作れないリュック・ベッソンについていくジャ .. >(続きを読む)
このところ駄作しか作れないリュック・ベッソンについていくジャン・レノは正直感動モノ。もちろん本作も紛れもなく「DASAKU」。冒頭の意味不明なナレーションからいきなり引いてしまったが、脚本が完璧なまでにメチャクチャでギャグと捉えるにしてもあまりに酷すぎる。特に日本の捉え方はリュック・ベッソンが嫌日家だという事がよくわかった。おまけに広末のファッションにいたっては葬式に露出高めの罰当たりな服装で出席させるという有様。ただ、唯一の救いと言えば監督がこれをコメディ映画にしたところ。コメディとは言え駄作に間違いはないのだが、「クリムゾン・リバー2」や「ミシェル・ヴァイヨン」みたいにシリアスに撮られるよりはずっとマシ。本当のところレビューなど書きたくはなかったけれど、ジャン・レノと涙ぐましいほど頑張っている広末涼子のスカした奮闘振りは称えたい。でも、やっぱ3点。