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<ネタバレ>この映画は音響が素晴らしいと思った。息遣いが効果的に使われているし、どこの場面か忘れましたが、音楽が蠅の音に似ていたので、少しぞっとしました。カポーティはいろいろな原因で誰にも手が届かない程高い地位に昇りつめていると、自分でも信じていたが、すべてが明らかになっても犯人であるペリーはカポーティを拒絶するどころか彼を許し、最後まで求めてきたことで、自分を信じてたものを根底から覆すような行動が、自分の今まで持っていた価値観が信じられなくなって次第に精神に異常をきたし始めたのかなって思いました。よくワカラナイけど・・・。だけど、あんなにいろんな策を練るカポーティの行動はすべてにおいて嘘っぽくて信じられなかった。この映画は敢てそうしてると思うが、彼の作品にもいえることだが、理解できる人が特権階級という変な『裸の王様』的な要素がある。だからこそ、好きか嫌いかって聞かれると、私にとっては好きではない映画です。