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タイトルからなんとなくほのぼのした作品をイメージしてたのだけど、見てるだけで鬱になりそうな暗い展開に凹みました。
血を吸い出すシーンもグロテスクで駄目でした。
本当に切ってるんだろうかとか、その後の洗浄シーンで大変なことになるんじゃないだろうかとか考えてしまって本編に集中できず、ちょっと鬱。
裁判もどんどんエスカレートしていく感じで、全部鬱。
途中で逃げ出そうかとも思ったけど、最後まで見ないとレビューする資格を得られないし、困った鬱。
それでも、後半は気持ちが開放されて鬱も解消。
心が軽くなって温かい気持ちで鑑賞を終えることができました。
いい作品です。
木村多江は脇役としてはいろんな作品で見てきましたけど、主演女優としても素敵でした。
リリーさんも良かったし、その他の人たちも実はいい人ばかりで、誰も悪人が居なかったような気がします。
もしかして、被告たちも実は悪人ではなかったとかいう裏メッセージなんでしょうかね。