曲りなりにも新聞業界に関わっていた者としては感慨深いものがあ .. >(続きを読む)
曲りなりにも新聞業界に関わっていた者としては感慨深いものがありました。
アナログ時代の新聞社、しかも、設備の整っていない地方新聞というハンデ付きの中で奮闘する記者たちの姿を情熱的に描いた意欲作といった感じでしょうか。
命懸けで現場に向かう部下との信頼関係や上司との駆け引き、販売部との小競り合いといった感じに見所は多い。
残念ながら最終的な着地点はすっきりしないのだけど、実話を扱った作品だけにこの辺りの落とし所が限界なのだろうか。
もう一歩踏み込んで問題提起できたら良かったのにと少し残念に思いました。