作品全体の着地点の見えないぬるい雰囲気が、まるで登場人物たち .. >(続きを読む)
作品全体の着地点の見えないぬるい雰囲気が、まるで登場人物たちを投影してるかのようでリアルだった。
おっぱいが大きいだけでボーカルデビューしようというグラドルに対する宮崎あおいの反骨心のようなものが感じられて良かった。
そりゃブラウン管を割りたくもなるさ。
女優ならボーカルやる為にはギターの練習だってするし、頭でちんこも隠すんだ。
そういった悲痛な叫びが歌声に込められてたのかどうかは知らないけど、終盤はちょっと泣きそうになりました。
脇からちょっかい出されてもドロ沼の恋愛劇に陥らず、爽やかに収束する生温さも好きです。