<ネタバレ>妹属性全盛の時代に敢えて妹を全否定するシナリオ構成に感涙した .. >(続きを読む)
<ネタバレ>妹属性全盛の時代に敢えて妹を全否定するシナリオ構成に感涙した。
妹でもいい、いや、妹だからいいという世の中の流れに逆行して、妹じゃなくてよかったという着地点は斬新だった。
ほんと血が繋がってなくてよかった。
繋がってたら後でいろいろとややこしい問題に発展しちゃうしね。
これで心置きなくハッピーエンドを迎えられる。
そういうジブリの良心に感じ入りました。
作品自体のクオリティは安定感があって、さすがジブリといった感じでしょうか。
脇役に味のあるキャラがちらほら居たけど、その辺りを上手く活かし切れてないような気もするけど、主人公2人の純愛物語としては、きちんと昇華していてよかったと思います。
ちょっと気になったのは、妙にゴリ押ししてくる挿入歌。
最初から最後までずっと歌を聞かされてる気分だった。
もうちょっとピンポイントで挿入すれば盛り上がったのかも知れないけど、ずっと曲が流れてる感じでメリハリがなかったかも知れない。