この手の企画物の評価を下すときに駄作が混ざっているから見る価 .. >(続きを読む)
この手の企画物の評価を下すときに駄作が混ざっているから見る価値が下がるということはないはず。寧ろ1本でも名作が混じっているなら、是非見るべきなのだ。ましてや平均点で評価を下そうとすることほど愚かしいことはない。その評価基準でいくと、邦画は駄作が多いので見る価値がないとか、アニメは子供向けが多いので見る価値がないといった馬鹿げた論法から名作との出会いの機会を失うことになるのだろう。『けん玉』は作品として完成度が高く、役者の質も高い。特に篠原涼子が愛らしい。好きです。『HIJIKI』不条理なシニカルさが見事に嵌っていて、面白いとしか言いようがない。ラストもほぼ完璧。気持ち良いくらいに散ってくれる。『JUSTICE』は個人的趣味として高く評価します。こういう作品も必要。というわけで、以上3作品にこの点数です。