この作品はコメディではないような気がする。
へそくりの隠し .. >(続きを読む)
この作品はコメディではないような気がする。
へそくりの隠し場所を忘れたとこは爆笑したけど、基本的には切ない雰囲気の重たい作品でした。
壁崩壊前を懐かしんでみたり、皮肉の効いた風刺映画でもあるけど、どちらかと言うと家族の繋がりを描いたヒューマンドラマという感じ。
レーニン像が空輸されるシーンは印象的で、嘘がバレる演出としては天才的だと思ったけど、それでもまだ騙し続ける根性に感心した。
友だちもいい奴だし、イェーンや父親のエピソードも切なかった。
あと、ロシア娘が可愛くて、重たい雰囲気の中で清涼剤の役割を果たしていたんじゃないでしょうか。
それから、作品内容とはあまり関係ないけど、サンドマンの存在を知れたのは収穫でした。
パペット・アニメは大好きなので、機会があれば本編を見てみたいです。