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<ネタバレ>ピーターとMJはやっぱりヘタレだった。等身大のヘタレ青春劇を映画史上最高の予算をかけて作ってしまうバカバカしさが素晴らしい。ハリーの記憶喪失をきっかけに芽生えるちょっとした悪意(このまま復讐のことは言わないでおこう・・)から始まるピーターの転落劇から「許すこと」という主題へのつながっていく流れは見事だった。直接的ではないけれど、控えめながら伝わってくる現代社会へのメッセージもなかなかいいですね。2作目を超えるのは難しいだろうなあと思っていたけど、予想以上の出来でした。それでも8点止まりなのは、やっぱり詰め込み過ぎの印象はぬぐえないから。敵キャラもこんなに増やさなくても十分伝えたいことは伝えられたと思うんだよなあ。