あいかわらずのエメリッヒ節。もはや大味な映画を撮らせたら右に .. >(続きを読む)[笑:1票]
あいかわらずのエメリッヒ節。もはや大味な映画を撮らせたら右に出る者はいない。見る側も、それを期待して(?)見てる部分もあるわけだから、薄っぺらい人間ドラマも気にせずに、むしろツッコミを楽しみながら、スペクタクル・シーンにただただ圧倒されるのが正解なんでしょうね。ニューヨーク大洪水→大寒波到来までの流れは、お約束の展開ながら、画面に釘付けでした。しかし、敵が「火」や「水」や「隕石」でもなく「寒さ」だったために、クライマックスが「寒さに耐えて嵐が過ぎるのを待つ」になってしまったのが、この手の大作映画としては致命的だった。エメリッヒ監督には、余計な欲を出さす、水戸黄門のような永遠のワンパターンを追求してほしいな。今回は、クライマックスの地味さでマイナスな印象でした。[笑:1票]