確かに冒頭は良い。明らかに「プライベート・ライアン」は戦争映 .. >(続きを読む)
確かに冒頭は良い。明らかに「プライベート・ライアン」は戦争映画の歴史を変えたようだ。音響によって戦場を体感させる。これは良い手法だと思う。だが映画自体は三流。中途半端という印象がどうしても拭えない。別に戦争映画に恋愛があってもいいのだが、残念ながら描き方が散漫。後半、戦地でのシーンも三角関係も、今一つ盛り上がりに欠ける描写でポイントが定まっていない。そもそも全編を英語で押し通したこと自体、リアリズムなんて観念から外れてる。