確かにレニー・ゼルウィガーはゴールデン・グローブ賞を受賞した .. >(続きを読む)
確かにレニー・ゼルウィガーはゴールデン・グローブ賞を受賞しただけあって、凄く輝いています。ひょっとしたら彼女が手にする役柄の中でも、ベストワークに挙げられるくらいの役かもしれません。そしてこの手の映画にしては異例のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞するなど、高く評価されたシナリオも奇抜で面白く、それでいてラストには妙な爽快感が残る作りになっており、高く評価されたのもうなづける。だがそれだけに何故、血生臭い描写を入れたのか、よく分からない。どうにも夫の惨殺シーンだけ浮いてしまっていると感じたのは私だけだろうか? まぁ奇抜で面白いブラックな一作ではありますが、スプラッタな描写など不可解な点も残る映画となりました。