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確かにA・ジャッドは可愛いのですが、残念ながらこの映画のヒロインが最初っから、ここまで可愛くされては成り立たないような気がしてならないのです。「男の行動論」を分析するくだりはなかなか面白いのですが、やはりA・ジャッドがオープニングからして魅力的なのはいただけない。そしてラストへの納得性が足りないのは、単純にラブコメ映画の基本的なプロセスを辿れていないことにあり、ヒロインがH・ジャックマンの魅力にいつ頃から魅力を感じていたのかが明確に描けていないことにあると思う。しかし俳優から転身中の監督のT・ゴールドウィンは、なかなか誠実で真っ直ぐな映画作りを心がけており、好感が持てます。頑張って欲しい。