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<ネタバレ>原作を読んだ時のイメージだと、もっと主役の二人がサエない男女だった。
車だけ立派で女にモテないダッサイ男と、これまたモテないであろう、
垢抜けない紳士服屋の女性店員。それに対して、演じている二人が、
どうにも美しい男女で…。特に深津さん。
彼女がコナカで働いていたら、男たちが放って置かないだろう…と
考えずにいられない。それを言ったら映画にならないと反省しつつも。
一方で、深津さんの顔の線の美しさが、光代の哀しみに似合う。
清水祐一に腕を捕まれた時の石橋佳乃(満島)の叫び。素晴らしい。
よくホラー映画で見掛ける安っぽい「キャー」とは、次元が違う。
雨の中、父・佳男(柄本)が語り掛ける。「お前は、悪くない」。
そりゃ、そうだ。いい男見付けて、彼女なりに頑張っただけなのだから。
その後の八つ当たりが悪かったのだが…。
祐一のGT-Rにドラレコが付いていれば、こんな事にはならなかったのに…。