<ネタバレ>評判はイマイチであるが、個人的には◎。特異な映像美の中で人間 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>評判はイマイチであるが、個人的には◎。特異な映像美の中で人間の狂気が描かれており、デフォルメされ大袈裟ではあるかもしれないが、それがまた一種独特な雰囲気を作り上げている。演技の良し悪しは置いといて(むしろ、あの臭さがまた良い)、キャスティングも悪くない。主人公2人に対し、前半は山田孝之、中盤は藤木直人と近藤芳正(この親父が最も良い味を出していた)、後半は根津甚八の3部構成で、それぞれで特有の絶望感が描写されていたと思う。しかし、妻夫木は不死身・・・。