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<ネタバレ>変質者にしか見えない彼に感情移入できる訳もなく、最悪な映画でした。好きな女性の匂いは落ち着くというのは解る。ただ、この作品は遥かにいき過ぎていて、女性の良い香りというよりも獣の生々しい悪臭にしか感じられません。美しく清潔で生きている女性の香りは好きだが、死体で油を塗ったかして作られた匂いなど、マジで勘弁。遥か遠い匂いを嗅ぎ分けてローラの居場所を見つける映像なんかはアメコミの世界。そして、ラストの意味不明なゾンビ映像には呆れました。なぜ、食べる必要があったのでしょうか?そもそも、広場での肉々しい裸の映像は「マグノリア」のカエルのようにただ映像として見せたかっただけではないか。他には洞窟での生活など、突っ込みどころ満載。前半と後半の違いは凄まじく、とても評価の出来るものではない。あの香水が実際にあるとすれば、少子化は革命的に解決に向かうかも知れないが、世界が混乱するでしょうね。余談ですが処刑場に昇ってく刃を向けるリシはハリーをいびるスネイプ先生にしか見えなかった(笑)