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<ネタバレ>序盤は音楽の無いスタイリッシュさに期待しましたが、中盤の攻防以降は盛り下がりました。主人公が突拍子もなく死んでしまい、その後もだらだらと話は続きます。トミー・リー・ジョーンズは渋くて良い俳優だが、最期まで動きませんでしたね。ハビエル・バルデム演じるシガーは映画界に登場する悪役の中でも冷徹で個性があり、良いキャラだと思う。特に「シュボッ」っとボンベを使うアイデアは斬新で評価できます。事故ってから、子供にすがるシーンはどことなく惨めでした。中盤のモーテルでの銃撃戦での攻防が一番の見所です。ただ、期待過ぎると肩透かしを食らいます。やはり、あの終わり方では、見ているほうは物足りないかと。エンディングはまるでホラーです。