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<ネタバレ>タランティーノのグロ好きは相変わらずだ。それにしても、ナチスを描く場合どうして多くの監督は一方的な見方しかできないのか。この作品も類に漏れず、ナチスの高官がどれも程度の低いダメ人間に描かれている。そういう人間ならいくら残酷に殺しても問題なしということなんだろうけど、いい加減うんざりだ。そんなバカばかりだったら、一時的にせよあそこまで国を大きくできなかったはずなのだ。その点を苦慮した上で悪者として描かないと、この監督も頭悪いなあって思ってしまう。それでも、ハンス・ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツの演技が素晴らしかったのと、女優達が美人揃いだったので、これに5点。それと、ブラッド・ピットじゃなくてもあの役は良かったんじゃないだろうか。それほど主役としては陰薄すぎ。[良:1票]