皆さんの評価を見ていると、なんか自分も、宮崎監督と一緒に年取 .. >(続きを読む)[良:1票]
皆さんの評価を見ていると、なんか自分も、宮崎監督と一緒に年取っちゃったのかな、なんて感じちゃいます。、、なんていうと監督に失礼ですよね。、、、、ずっと、理想の女性像はと尋ねられると、ナウシカですっ、と答えてきましたし、、、(実は、南ですっていったこともあったかもしれないけど)、、、なんかいやな出来事や、嫌いな人に会うと、小声で「バルス」とかいってきたし、、、、。でも最近、ナウシカとかラピュタとか、なんか元気がよすぎで、いまいちその世界に入り込みにくいんですよね、、。で、今、宮崎作品で好きなのは、この「千と千尋」と「紅の豚」になっちゃいました。豚さんの方は、今はこんなに腹もでて、かっこ悪くなっちゃったけど、ホンとはもっとかっこよかったんだ、的な願望を満足させてくれるからかなあ、、、。それにエンジンの調子が悪くなったとき、なおすために青い空と海、白い雲のとこを飛んでいくシーンは、音楽もいいし、うっとりですよね。そいでもって、おときさんのサクランボのみのなるときでしたっけ、昔のことおもいだしちゃったりして、、、。あっといけない、「千と千尋」が本題でしたよね。、、、何がいいって、千が銭婆のところへ、電車に乗って出かけるシーンの深い青の圧倒的な美しさなんです。あそこは思わず、じわっーと目がにじんじゃいます。ほんと。、、、、なんていうか、あの電車は、原爆投下直前の広島の市電のようでもあり、昭和30年代の東京の都電のようでもあり、長崎のもののようでもあり、、、、、、とにかく、今は消えてしまった人たちや物たちを強く意識させるんですよね。、、、自然やものにも魂、命が宿っていると考えることで、環境問題を乗り越えようという、この作品の方向性と、その沈んだ深い青が調和しているし、、、。あれっ、主人公のことがどっかいっちゃいましたね。まあ、子供すぎて、タイプじゃないっていうことで、すいません。[良:1票]