唐沢俊一氏がどこかで、キャシャーンは、映画ファンからは総スカ .. >(続きを読む)
唐沢俊一氏がどこかで、キャシャーンは、映画ファンからは総スカンを食らったが、アニメファン(→原作アニメという意味ではなく、アニメオタクという意味)からは絶賛されている、といっていました。そこで、自分がアニメオタクの感性は持っていないことを確かめるために、どれどれ、と思って見ました。・・・・・・出だしから、ナチズムの安易なイメージ化のようであり、やっぱり、と思っていたのですが、・・・やがて、これは少なくとも「ハウルの動く城」よりはましだ、と思い始め、・・・・ついには、なかなか面白いではないか、と感じるようになってしまいました。・・・・アニメではなく、普通の映画でもなく、むしろ芝居の延長にあるような作品でした。そして劇的と感じられる部分が幾つかありました。・・・・・ただ、冗長ですね。愛だの憎しみだのと、同じことを叫び続けると、言葉の持つインパクトがだんだん弱くなって、かえって逆効果でしょう。・・・・・・ということで私の感性は、アニメオタクの感性に近いのかもしれない。ショック。