<ネタバレ>オープニングの序文とか最後の締めの一文とかを見ると、いかにも .. >(続きを読む)
<ネタバレ>オープニングの序文とか最後の締めの一文とかを見ると、いかにもセシル・B・デミルといった質実な感じが見て取れます。
ストーリー的にはそこそこの面白さというくらいで、主人公役のイケメン俳優がいて、インディアンと通じている者がいたり、気性の荒い女が出てきたりと、よくある西部劇という印象です。
序盤から、馬車に乗るシーンなどで合成映像がチラホラと出てきていますが、中盤のメインのインディアンとの銃撃戦でも実写と合成映像の双方を組み合わせながら撮られていて、特にこのシーンでの合成の仕方が凄く上手で、相手を出来るだけ引きつけながら銃を撃つシーンのギリギリの感じが非常に良く出ていて、とても臨場感のあるシーンになっていたと思います。
問題は、その後で少々中弛みが出てしまっていたのが残念で、バーカウンターでお酒に生卵を入れてシェイクするシーンが来るまで、自分自身トーンダウンしてしまいました(生卵入り(!)のカクテルとシェイカーのインパクトに度肝を抜かれた!)。
最後は、まさか主人公が撃たれるとは予想もしていなかったので、ちょっと意外な結末でしたが、ここはリアルに迫ったという感じで、これはこれで良かったのではないかと思います。