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原作を読んだときから映画化したら面白そうと予想はしてました。印象としては、「それでもたった一人の兄貴なんだ」となる前の、二転三転する主人公の心理が描ききれてなかった感じが残りました。でもこれは時間が足りなかっただけなのだと思います。全体的にはうまくまとまっていたと思います。ただ、ロックバンドがマンザイになってしまったのはどうなのでしょう?韓国映画「ラストプレゼント」と何となくかぶって見えてしまいました。それにバンドの相手役の彼の方が、今回の相方より魅力的だったように思います。